※以下Wikipediaより抜粋しました 【分類】ユリ目、ユリ科、ユリ属、オニユリ 【学名】:Lilium lancifoliumThunb. 【英名】:tiger lily 【自生地】グアム東部、中国、朝鮮半島、日本(北海道から九州の平地から低山で普通に見られる) |
夏を元気に・オニユリ 20247月中旬頃から咲き始め、本格的な夏の到来を知らせてくれる我が家のオニユリ。今年は例年より10日ほど早く咲き始めました。今年はいつもの場所で増えた株のほかに、その近くに置いた鉢の中と全く離れた場所からも発芽して、花を咲かせました。どうやら落下したムカゴや、我が家に飛来する野鳥がムカゴを啄んで、離れた場所に吐き出したか落下させ、それらが発芽したと予想しています。花壇の中で増えるのはOKですが、困るのは通路から生えて来る株。引っこ抜くのも可哀そうで、と言って移植するのも手間がかかるし、結局、開花中はその通路を通らないようにしています。 園芸種のユリに比べて野趣溢れるオニユリ。群生して咲くと山野の風景をイメージさせ、家に居ながらにしてハイキングや登山気分に浸らせてくれます。(2024/8/26 記) 開花も終盤例年ならばこれから満開を迎えますが、今年は既に終盤です。 2024/7/18 開花中盤開花を終えて萎んだ花と開花中の花と共存中 2024/7/13 背丈が2mほど伸びる株もあります。2024/7/13 オニユリの周囲にはドウダンツツジやスモークツリー、ニンジンボク等が茂っています。 2024/7/10 開花が始まると2,3日の間に次々と咲きます 2024/7/10 開花が始まりました今年は例年より10日ほど早く開花が始まりました 2024/7/7 |
今年もタップリ・オニユリ 20206月中旬頃に咲き始めたヘメロカリスを先頭に、ヤブカンゾウ、ノカンゾウ、ユウスゲと咲き始め、この5週間余り、日々楽しませてくれた我が家のワスレグサ属の花たち。それらがあと数日で咲き終えようとする頃、オニユリが見ごろを迎えます。我が家で育っていながら、いつ植えて、いつ頃から咲き始めたのか覚えていませんが、当初咲いていた場所では完全に消失して、現在咲いている場所で少しづつ増えています。繁殖は本人任せで、手を加えて繁殖させてはいません。ムカゴが落下して自然に発芽したのかも知れません。同じ場所から複数の茎が伸びている訳でもないので、球根が分球して増えたのではなさそうです。繁殖している範囲は1m四方くらいです。 |
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この場所、周辺にはモッコクやミモザ、ドウダンツツジ、卜伴(ボクハン)等に囲まれ、西日はハゼやモクレンの大きな木が遮り、一日の日照時間は3,4時間。適当に暑く、適当に涼しく、適当に風通しもあって、ほかの山野草も生き続けているので、オニユリも気に入っているのでしょう。 昨年の記録を見ると、蕾が付かなかった若い茎も含めて18本ありましたが、今年は1本増えて19本。昨年は若くて花芽を付けなかった茎が1/3ほどありましたが、今年は花芽を付けなかった茎は2本だけで、ほか17本が茎も太く育ち、花芽をたくさん付けました。(2020/7/25 記) |
・・・花は下向きなので、撮影に苦労します。 2020/7/23 |
オニユリは茎が1m以上あって周囲に倒れかかり・・・ |
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モッコクやミモザ、ドウダンツツジに囲まれて咲くオニユリ。 2020/7/23 オニユリが咲く周辺。オニユリが咲き終えると、一挙に彩りが消えます。2020/7/23 |
夏と言えば・オニユリ 2019我が家のオニユリ。地植えなので水あげも適当、肥料は忘れた頃に化成肥料をパラパラと。手入れは適当ですが、ここ数年、少しずつ増えています。自然に生えて来た最初の場所では、数年間待ってもなかなか増えませんでしたが、現在の場所は気に入ったよう。同じ場所で、春先からヒトリシズカやイカリソウ、チゴユリ、イチリンソウ等が咲き、それらが咲き終えて夏本番になる頃、オニユリが咲き始めます。 場所を気に入って増えてくれるのは嬉しいのですが、通路からも生えて来るので、開花時期は通路は通行禁止になります。真面目に手入れもせず放置状態で増えるからと言って、適当に移植すると根付かなかったりします。本人任せがいいようです。記録のために株数を調べると、蕾が付かなかった若い茎も含めて18本ありました。通路の雑草対策のため、コンクリート遊歩道に仕上げる計画でしたが、色々な種や根が混じっているので、断念した方がいいようです。(2019/8/17) 年々少しずつ増えるオニユリ 2019/7/24 姿勢がヒタムキ(下向き)なオニユリ 2019/7/26 我が家の山野草コーナーで咲くオニユリ 2019/7/26 |
いつの頃からか我が家の庭で咲くオニユリ。植えた記憶はないのですが、以前、隣家の実家の庭でも咲いていたので、野鳥がムカゴを運んで来たのでしょうか。このオニユリ、繁殖場所を選ぶようで、数十年咲いていた当所の場所から7,8メートル離れた場所で繁殖しています。移植した覚えもないので、やっぱり野鳥の仕業でしょうか。 半世紀前ごろには、路傍やあぜ道、河川の土手など、あちらこちらで見かけましたが、最近は戸外で見かけることは少なく、野生の百合としては、タカサゴユリ(高砂百合)の方を多く見かけます。園芸店ではよりゴージャスな百合を販売していて、オニユリを売っている店にはなかなか出会いません。 今咲いている場所は、我が家の山野草コーナーで、春のヒトリシズカから始まって、イカリソウやチゴユリ、イチゲ、ニッコウキスゲ、ホタルブクロ、ギボシ、ダイモジソウなどが適当にバトンタッチしながら咲いてくれます。以前、ユキワリソウやショウジョウバカマ、カタクリ、イワカガミなども挑戦しましたが、数年で消えました。伊勢崎辺りでは夏の暑さをどう生き延びるかが課題のようです。見たい時には夏山や標高の高い場所へ出かけることにしています。 生き残っている花たちは、それぞれが好き勝手に繁殖していますが、開花期が異なるので共生しているようです。そんな中でも、夏を待って咲くオニユリは、他の山野草が控えめなことに比べるとひと際目立ち、我が家では夏の使者の役割です。 オニユリとコオニユリは外観は全く同様ですが、簡単な識別方法は、オニユリの葉の付け根(葉腋)には黒紫色の珠芽(ムカゴ)が付き、コオニユリは葉腋に珠芽(ムカゴ)が付かないとのこと。我が家のユリにはビッシリとムカゴが付いていたので、オニユリのようです。(→宮川の堤防斜面で咲くコオニユリ)(2017/7/20 記) 梅雨明けの空を背景に咲く我が家の夏の使者・オニユリ 2017/7/19 オレンジの地色に黒い斑点が特徴的なオニユリ 2017/7/19 上の2日前、開花が始まったころの様子 2017/7/17 毎年少しずつ増える我が家のオニユリ 2017/7/19 |
外観が同じオニユリとコオニユリ。簡単な識別方法は、オニユリの葉の付け根(葉腋)には黒紫色の珠芽(ムカゴ)が付き、コオニユリは葉腋に珠芽(ムカゴ)が付かないとのこと。 | |
葉の付け根(葉腋)に付いた珠芽(ムカゴ) |
葉の付け根(葉腋)に付いた珠芽(ムカゴ) |